お箸に模様を付ける方法の一つとして、転写シールを貼るということがあります
こんにちは。今日の輪島は、雨の予報でしたが、晴れ間も覗くいい天気です。もうすぐ降るのかな?
今日は朝から、お箸に転写シールを貼る工程をしてました。この機械を動かすのはおよそ3か月振り。いかにお箸が動いてないかですね。
今回は、その転写シールを貼る機械の話しをします。
写真の機械、年季が入ってるでしょ。この機械も20年選手です。
見にくいですが、透明なひょうたん柄のシールが上の方から下に向かって、ピーンと張っています。
このシールをお箸に貼るんです。
やり方は、シールを挟んで両側に、ゴムのローラーがあります。
このローラーを熱し、お箸が真ん中にきたらローラーが閉じます。
閉じたら、クルッとローラーが回転して、お箸にシールを貼っていきます。
シールの位置がずれないように、シールがシワにならないように気をつけて作業しました。
このシール、たくさんの種類があるんですよ。
もしかしたら、皆さんの身近にあるかもしれませんね!
岩多箸店の代表です。
輪島で生まれ、小・中・高まで輪島で過ごし、その時に箸製造の手伝いを経験し、すべての工程を学びました。
金沢大学に進学し、経済学を学び、卒業後北陸銀行に入行。たくさんの方々と出会い、かわいがってもらいました。
16年勤務後、輪島に戻り箸製造の手伝いを始め、先代から経営を引き継ぎ、現在に至ります。
生まれ育ち大好きな輪島から、お箸を熟知して、私たちが作った自慢のお箸を皆様にぜひ使っていただきたいと思います。