お箸の最終仕上げは頭を塗ることですが、それは機械の仕事です
こんにちは。今日の輪島はジメジメ。午前中は雷雨でびっくりしましたが、今は曇ってます。
今朝、記念品を購入してくれたお客様が来店。皆で集まる行事は中止になったので、記念品は個別に送ることになったとのこと。新型コロナウイルスの影響はいろんなところに出てますね。
今回は、お箸の仕上げについて話したいと思います。
皆さんは、どういうふうに仕上げると思いますか?
答えは、頭の部分に塗料を塗るという工程です。前に使った写真ですが、この木の部分を切り落とし、その断面に塗料を塗るんです。
この工程、以前は手作業でやってましたが、今は頭を塗る機械でやります。
この機械は、500膳のお箸を30分で塗ります。働きものでしょ!効率は手作業の10倍以上。
岩多箸店では、機械も上手く使いながら、真心を込めて、今日もお箸を作っています!
岩多箸店の代表です。
輪島で生まれ、小・中・高まで輪島で過ごし、その時に箸製造の手伝いを経験し、すべての工程を学びました。
金沢大学に進学し、経済学を学び、卒業後北陸銀行に入行。たくさんの方々と出会い、かわいがってもらいました。
16年勤務後、輪島に戻り箸製造の手伝いを始め、先代から経営を引き継ぎ、現在に至ります。
生まれ育ち大好きな輪島から、お箸を熟知して、私たちが作った自慢のお箸を皆様にぜひ使っていただきたいと思います。