岩多箸店でオリジナルのお箸を作ってみませんか?
岩多箸店の得意な仕事として、「オリジナルのお箸」を作るということがあります。
オリジナルのお箸と一口で言っても、いろいろな種類があります。これから、いくつか紹介していきたいと思います。
①家紋・寺紋を入れたお箸
みなさんは、好きな戦国武将はおられますか?
こう質問すると、ほとんどの方はすぐに答えが出るようです。
NHKの大河ドラマは戦国時代が舞台だと視聴率が上がるそうです。
このように、私たちは戦国武将が大好きです。
でも、戦国武将のグッズって何かなと考えてしまいませんか?
そこで「家紋」です。
今話題の明智光秀なら「桔梗の紋」、織田信長なら「織田木瓜」というように、戦国武将には必ず家紋があります。
こんなお箸を作って、販売してみたいと思いませんか?
また、寺院の「寺紋」を檀家の方に配るのもいいんじゃないですか!
②名前を入れたお箸
みなさんは、飲食店でお箸をいただいたことはありませんか?
輪島を含む能登地方では、「能登丼」という能登地方の特産品をどんぶりにして出しています。
この能登丼を食べると、もれなくお箸がプレゼントされるんです。
このように、食事をしていただいた方に、お店の名前を入れたオリジナルのお箸をプレゼントしてみませんか?
お客様がお箸を使うたびに思い出してくれるかもしれませんし、お店の宣伝になりますよ!
③記念品のお箸
〇〇周年や、創立〇〇年、〇〇年卒業など、いろいろな記念日をお祝いするための記念品を何にしようか悩まれたことはありませんか?
そんな時に、会社のロゴや学校名、○○年度卒業などを自由に入れられるお箸を検討されてはいかがですか?
お箸なら、小さくてかさばらず、持ち運びに便利です。
また、ほぼ毎日使うものですから、引き出しの奥や物置にしまって見つからなくなってしまうということもないと思います。
せっかく贈るものですから、使ってほしいですよね!
これらのように、オリジナルの名入れ箸は、いろいろな用途に合わせて作ることができます。
このようなオリジナルのお箸、作るのが大変!って思っていませんか?
実はそんなことはありません。案外と簡単にできるんです。
製作の流れは以下の通りです。
①お箸をどのようにしたいか考える
まず、どのようなお箸を作りたいか考えていただきます。
その考えをまとめて、こちらに伝えていただくことになります。
詳しく言うと、このようなロゴを入れたい、感謝の言葉を入れたい、名前を入れたい等のご希望をお伺いします。
ここからがスタートです。
そこで、当店として、どこまでご希望に沿った形にできるかをお伝えし、相談します。
この相談の時、作りたいお箸の数や色、ご予算、漆塗りか他の塗料かなど、詳細もご提案しますので、ご検討していただくことになります。
ロゴや字体などのデータをいただき、お箸に表現できるかなどをご相談するのが主になります。
②どのようなお箸を作るか決まったら、そのデザインを元に版を作る
デザインが決まったら、はんこ屋さんに依頼して、ゴム印を彫ります。
今はやりの消しゴムはんこと同じ原理です。
輪島のお箸の名入れ箸の作り方は、ゴム印の上に漆を塗り、その上にお箸を乗せることで、文字やロゴを付けていきます。
このためにゴム印が必要になってくるんです。
③ゴム印の版が出来上がったら、サンプルのお箸をお作りする
④サンプルのお箸を見ていただき、大丈夫であれば、ご注文のお箸の製作に入る
しかし、この辺を変えたいな、やイメージと違うな、など手直ししたい場合、②③に戻りやり直すことになります。
こうなると、時間もかかりますし、費用もかかることになるので、①の打ち合わせが重要になります。
これで、オリジナルの名入れ箸は出来上がりとなります。そんなに面倒ではないでしょ!
どのくらいの時間がかかるかと言いますと、デザインが決まってから版ができるまでに1週間ほど。
そこからサンプルのお箸ができるまでに1週間ほど必要となります。
これらがすべてOKとなり、正式なご注文となります。
お箸のご注文数にもよりますが、正式なご注文から、オリジナルのお箸が出来上がるまでに2週間ほどです。
これらのように、デザインが決まってから、お箸がお手元に届くまでに1か月ほどかかることになります。
今まで、オリジナルの名入れ箸について話してきました。
言いたかったのは、そんなにハードルが高いものではないということです。
「お箸のことなら何なりと」がモットーの岩多箸店に、ぜひ気軽にご相談ください!
岩多箸店の代表です。
輪島で生まれ、小・中・高まで輪島で過ごし、その時に箸製造の手伝いを経験し、すべての工程を学びました。
金沢大学に進学し、経済学を学び、卒業後北陸銀行に入行。たくさんの方々と出会い、かわいがってもらいました。
16年勤務後、輪島に戻り箸製造の手伝いを始め、先代から経営を引き継ぎ、現在に至ります。
生まれ育ち大好きな輪島から、お箸を熟知して、私たちが作った自慢のお箸を皆様にぜひ使っていただきたいと思います。