これからはお取り箸の時代がやってくる!お取り箸は菜箸ではありません。
新型コロナウイルスの影響により各飲食店や宿泊施設は営業停止や自粛を余儀なくされました。食事場所や食事の提供方法の対応に追われ、家庭でも新しい生活様式に移行していくようテレビでもよく言われております。
では新しい生活様式とはいったいどんなものでしょうか。
ニュースなどでよく耳にはしていると思いますが、なんとなくこんなものかなという具合ではっきりと「これはOK」で、「これはダメ」と自信を持って言える方は少ないのではないのでしょうか。
2020年政府の専門家会議は、新規感染者数が減り、対策を緩められるようになった地域では、感染拡大を予防するための「新しい生活様式」が必要として、具体的な例を示しました。
買い物のシーンや冠婚葬祭などいろいろある中で今回は食事のシーンだけピックアップしました。
新しい生活様式 ~食事編~
◎持ち帰りやデリバリーも利用する
◎屋外空間で気持ちよく
◎大皿は避けて、料理は個々に
◎対面ではなく横並びで座る
◎おしゃべりは控えめに
◎お酌や回し飲みは避ける
なんとなくふわっとしていますが、強制ではないのでこんな感じなんでしょう。
持ち帰りやデリバリーはコロナ禍でだいぶ広まりましたね。石川県では全然ですが都会ではウーバーイーツがものすごい伸びで人気です。羨ましい・・・。
今まで店内飲食のみだった店舗がむしろ予約でのお持ち帰りのみの営業にしたり、キッチンカーでの出店を検討する人が増えたりと飲食業界全体がものすごい変化です。
それだけ今お持ち帰り需要が高まっているということです。
この生活様式ではお疲れ様の「かんぱ~い!」なんてもってのほかといった雰囲気ですが、そこはお客様側の意識にお任せするしかありませんね。
お店側はまずキープディスタンスのためにスペースやアクリル板、個室への配慮などで頭を悩ませているようでしたが、そこをクリアしても料理の提供方法でまた課題があります。
バイキングやビュッフェスタイルが流行って定着していたのが、大皿は避けて個々にとなると。食器も新しくそろえなくてはならなかったり盛り付けの手間も増えますよね。ただお皿を数だけそろえればいいというわけではなく、料理に合った皿となってきます。なかなか難しいところです。
バイキング形式のお店ではもう諦めてお店をしめてしまったところもありましたが、そんな中でもお客様に手袋を渡し、料理を取りに行く際マスクと手袋を必ずしてもらうというスタイルで営業を続けているところも。
はじめは職員が取り分けていたりしていたようですが、お客さんが減ったのに従業員の手は増やさなくてはならないとなると売り上げ以上に人件費がかさんでしまい別のリスクが高まってしまいます。
最近お取り箸についての問い合わせが何件かあり、試作もしていました。偶然ではなく、この新しい生活様式に合わせて衛生面でもお取り箸の需要も高まっているということです。
日本は割とお取り箸文化が進んでいます。韓国や中国では今でも大皿に直箸が多いようですが、日本では居酒屋なんかにいっても誰かが先に大皿を取り分けてくれますよね!
なんならそうでもしないと遠慮して食べない人も多いのではじめに取り分けてしまうのがいいですよね。大皿で最後に残ったのをだれか食べて食べてってなるのはあるある・・・。
そういえば中国では料理を少し残すのがマナーなんだそうです。変なの~!と思いますが、中国では食べきれないほどおなか一杯になってもらうというのがおもてなしなんだそうで、お皿がからっぽだと足りなかったという意味にとられるみたい!だからといってたくさん残すと口に合わなかったということになるとか!?いい残し具合ってどんななんでしょう?唐揚げ一個とかかな~。
それももてなし文化だから相手のことを考えてだし良いことかも!でも日本では残さず食べましょう。
ところでお取り箸についてですが、みなさんお取り箸持っていますか?
菜箸ではないんですよ。菜箸は料理をするときに使うものなので、食事用の箸でもないですよね?お取り箸はその名の通り取り分けるときに使うお箸、盛り付けるときに使うお箸です。
お取り箸の定義としてしっかりと長さが決まっているわけではないのですが、菜箸くらい長いものが需要として多いですね。お店なんかでも割り箸を取り箸代わりに使うこと、ありませんか?焼肉店などで焼く箸と食べる箸わけたりしていましたが、結局あれ!こっち(生肉触ったほう)で食べちゃった!ってことありますよね・・・。ガーン
違いをハッキリさせるという意味でも長さの長いものが問い合わせが多いですので岩多箸店で作ったお取り箸も長いものばかりです。あ、短いのでもお作りすることは可能ですよ!
トングでもいいのですが、トングって便利だけど大きいですよね。テーブルの上にトングをいくつも置くのも大変!
エコでレジ袋有料化もはじまりましたが、割り箸も減ってきています。今からはお取り箸の時代。こんなデザインのお取り箸があったらいいなぁ~とか、〇〇センチでこのお取り箸作れますか!?などなどお問い合わせお待ちしております!
お取り箸の商品紹介はこちら↓
岩多箸店の後継者(3代目)である貴之の妻 可菜(かな)です。サイト内ではお嫁かなちゃんで登場しています。
岩多箸店のカメラ係&SNS担当者です!
岩多箸店の魅力がたくさんの方に伝わるよう更新頑張ってま〜す!どうぞよろしくお願いします♫