敬老の日に選ぶ箸のポイントは色や柄だけではありません!

9月の第3月曜日は敬老の日です。今年ももうすぐですね!

さて、みなさん敬老の日のプレゼントの予定や準備は進んでいますか?

敬老の日のプレゼントにも箸はおすすめなんですよ。

ただ、箸屋から敬老の日のプレゼントに選ぶ箸について少しアドバイスさせていただきますので是非ご参考にしてくださいね!

 

年を重ねてくると歯で食べ物を噛む咀嚼力の低下に加えて、握る握力なんかも弱まってきます。

デザインも大事なのですがそれよりも使いやすい箸が一番です。

まず柄を選ぶ前に種類ですが、先が滑り止めになっているザラザラのものが食材をつかみやすく

滑り落ちる可能性が低くなるので、おすすめです。

先乾漆(さきかんしつ)と呼ばれるお箸です。

それは自然なことなのですが、料理をうまく掴めなかったり食べ物を落としてしまったりして、食事自体が嫌になったりしてしまうことも少なくありません。

スプーンで食べればいいじゃないと思うかもしれませんが、意外に箸で食べたいというこだわりを持つおじいちゃんおばあちゃんも多いんです。

小さなことですが、できていたことができなくなるって仕方ないけど辛いことなので、そういう気持ちに寄り添っていくことも大事かなと思います。

それでは前置きが長くなりましたが、箸の紹介です。

こちらが敬老の日用に組んでみた桐箱と箸置きのセットです。

輪島うるし箸の先乾漆、鶴亀です。

鶴と亀は古くより健康や長寿の象徴です。食べることは生きることですから、まさに敬老の日にぴったりのセットとなっております。

鶴は千年、亀は万年、いつまでも長生きして元気でいてほしいという願いが込められています。

3膳入りの桐箱に和紙リボン型箸置きをセットしました。

お手紙が直接かける人はいいですが、男性や普段言葉にするのが照れくさい人はこういうカードやシールがいいですね。メッセージカードが少し添えてあると雰囲気もでて嬉しいものです。

次にシンプルで人気のある定番柄のご紹介です。

左から輪島うるし箸の糸車/千すじ/乾漆市松/市松/金銀市松です。

右から2番目の市松だけは先乾漆ではなく、ツルツルのノーマルなのでご注意。

握力が弱い方は特に乾漆箸がおすすめです。はじめのほうで先乾漆箸についてお話ししましたが、乾漆箸は全体がザラザラしている全乾漆のものです。

持ちやすく、滑りにくいので輪島市民には定番ですが、もちろん学校でも使われているんですよ。

乾漆箸は他にも柄や色などの種類がありますのでうるし箸のコーナーからご覧くださいね!

こちらの箸は本うるし箸福まねきです。

かわいいこの柄は猫好きの方にもいいですが、招き猫は福を招いてくれますので縁起物の中でも人気があります。

可愛くて縁起物のお箸は他にも!左から犬張子、福だるまです。1膳入り上箱に入っています。

それから新作の本うるし箸 【六瓢】ムビョウです。
先乾漆すべり止め仕上げ

箸には六つの瓢箪(ひょうたん)が描かれており、六瓢箪はその語呂合わせから無病息災の縁起物とされています????

昨今のようなコロナ禍の中、少しでも心の拠り所があればと思い、作りました。

 

そして岩多箸店のヒット商品である家族箸です。
写真は、おじいちゃんとおばあちゃんのお箸です。裏には、長寿箸と入っています。

こちらのお箸も敬老の日にはぴったりですよね。
その他には、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、ぼく、わたしがあるんです。
家族箸は特に修学旅行の学生さんなどに、人気があるんです。

漆塗りとポリエステル塗料の輪島箸に同じ柄で展開があり、輪島箸のほうはお求めやすい価格なので、学生さんのお小遣いでも家族全員のお土産がそろうんですよ!

下の写真は漆塗りの輪島塗のほうでこちらも一番人気はおじいちゃん・おばあちゃんの箸。

うるし箸【家族箸】

先乾漆【家族箸】

ポリエステル塗料の輪島箸ではおじいちゃんおばあちゃんにしか裏面蒔絵はなかったのですが、

本うるし塗のほうは画像でご覧いただけるように全員に裏面蒔絵が入っています。

可愛いでしょ。家族へのお土産に最適なんです。

家族全員分買ったお箸をおじいちゃんおばあちゃん宅に全部置いておくのもいいかもしれませんよ。

家族が集まったときに使うお箸にぴったり。

なにを食べるかよりも誰と食べるかが大事ですから、もし「ぼく」や「わたし」が成長して短い箸を使わなくなったとしても思い出とともに、おじいちゃんおばあちゃんにとって大切な宝物になるのではないでしょうか。

大切な人に選ぶ箸は自分のを選ぶものと違い、また特別なものです。相手のことも考えてじっくり選ぶのもいいし、相手に好みを聞いてみたり、一緒に選ぶのもコミュニケーションになり楽しいので是非ご参考にしてくださいね!