新たな箸を考えたらまず版を作りますが、その版は印房店に作ってもらいます
皆さんこんにちは。今日の輪島は暑い!朝方から気温がグングン上がり、35度になる予報。今年一番の暑さですね!暑さが好きな私も、さすがに暑すぎですね!
では今日の話しです。今回は、新しいデザインの箸を作る時には欠かせない版の話しです。
岩多箸店では、お箸に模様を入れる時に版を使います。
版にうるしを塗り、その上にお箸を乗せることによって、きれいに模様が入るんです。
何度も紹介していますが、これが版です。
この版は、ハンコ屋さんが作ります。岩多箸店では、輪島の本郷印房さんにお願いしています。
かなり細かな版も、手彫りで作ってもらえます。
仕事風景。彫りそこなったら、最初からやり直しのシビアな仕事です。
このような職人さんに支えられて、岩多箸店は成り立っているんだとつくづく思います。
岩多箸店の代表です。
輪島で生まれ、小・中・高まで輪島で過ごし、その時に箸製造の手伝いを経験し、すべての工程を学びました。
金沢大学に進学し、経済学を学び、卒業後北陸銀行に入行。たくさんの方々と出会い、かわいがってもらいました。
16年勤務後、輪島に戻り箸製造の手伝いを始め、先代から経営を引き継ぎ、現在に至ります。
生まれ育ち大好きな輪島から、お箸を熟知して、私たちが作った自慢のお箸を皆様にぜひ使っていただきたいと思います。