お箸を一膳単位にするのは、帯封の役目です
おはようございます。今朝の輪島は曇り。先程までお日さまが顔を出していました。今日はいい日になりそう!
では今回の話しです。皆さん、お箸を束ねる帯が、お箸によって同じ位置に巻かれていることにお気づきでしょうか?
これは、そのお箸が一番かっこよく見えるように考えられているんです。
このための道具が写真のもの。台にいくつか線が入っており、いつも誰が帯を巻いても同じ位置になるようになってるんですよ!
岩多箸店、細かいところにも気を使ってお箸をお届けしてます!
岩多箸店の代表です。
輪島で生まれ、小・中・高まで輪島で過ごし、その時に箸製造の手伝いを経験し、すべての工程を学びました。
金沢大学に進学し、経済学を学び、卒業後北陸銀行に入行。たくさんの方々と出会い、かわいがってもらいました。
16年勤務後、輪島に戻り箸製造の手伝いを始め、先代から経営を引き継ぎ、現在に至ります。
生まれ育ち大好きな輪島から、お箸を熟知して、私たちが作った自慢のお箸を皆様にぜひ使っていただきたいと思います。